2019年9月22日日曜日

【関連法令(有害業務に係るもの)】有機溶剤中毒予防規則(3日目)・・・衛生管理者試験の勉強で押さえておくべきポイント

【関連法令(有害業務に係るもの)】有機溶剤中毒予防規則・・・3日目


【関連法令(有害業務に係るもの)】有機溶剤中毒予防規則・・・3日目


今回は、関係法令の分野の有機溶剤中毒予防規則について説明していきます。


有機溶剤とは


有機溶剤とは、物を溶かす性質をもち、炭素化合物を含む物質です。
有機溶剤は、常温、常圧では液体ですが、ガスの状態で呼吸から侵入する場合もあります。

有機溶剤の危険度


有機溶剤の色分け


安衛法では、有機溶剤を危険度に応じて第1種~第3種に分類し、色分けして管理することを求めています。

・第1種有機溶剤等(7種類)・・・赤色で色分けする
有害性が高く、蒸気圧が高いもの。単一物質のほか、全重量の5%を超えて含有する混合物も含む。


・第2種有機溶剤等(40種類)・・・黄色で色分けする
第1種に次ぐ有害な有機溶剤。単一物質のほか、全重量の5%を超えて含有する混合物。


・第3種有機溶剤等(7種類)・・・青色で色分けする
第1種、第2種以外。石油系溶剤や植物系溶剤で、沸点が約200℃以下のもの。


有機溶剤の管理と取扱い


①密閉装置や局所排気装置などを設ける

局所排気装置
厚生労働省 職場のあんぜんサイトより


②定期自主検査を実施する(1年以内ごとに1回。記録は3年保存)



③有機溶剤作業主任者を選任する(第3種でも。技能講習修了者から選任)



④作業環境測定を実施する(第1、2種のみ。6ヶ月以内ごとに1回)



⑤健康診断を実施する。(第1、2種の絡む屋内作業場とタンク内部での第3種の業務)


➡【リンク】厚生労働省HP・・有機溶剤の使い方


練習問題


有機溶剤中毒予防規則に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。ただし、同規則に定める適用除外及び設備の特例はないものとする。


(1)有機溶剤含有物とは、有機溶剤と有機溶剤以外の物との混合物で、有機溶剤を当該混合物の重量の10%を超えて含有するものをいう。

(2)第一種有機溶剤等であるトリクロルエチレンを総重量の4%、第二種有機溶剤等であるキシレンを総重量の8%含有し、残りは有機溶剤以外の物から成る混合物は、第二種有機溶剤等に区分される。

(3)有機溶剤等の区分を色分けにより表示するとき、第二種有機溶剤等については、黄色で行わなければならない。

(4)有機溶剤等を入れてあった空容器で有機溶剤の蒸気が発散するおそれのあるものについては、密閉するか、又は屋外の一定の場所に集積しておかなければならない。

(5)有機溶剤等を入れたことのあるタンクで有機溶剤の蒸気が発散するおそれのあるものの内部における業務に労働者を従事させるときは、当該労働者に送気マスクを使用させなければならない


答え


(1)
✕…有機溶剤とは、物を溶かす性質をもち、炭素化合物を含む物質です。
この問いに関しては、細かい知識を追わずに、明らかに間違っている点を探すほうが楽。

(2)
〇…問題文の通り。


(3)
〇…問題文の通り。第二種有機溶剤等については、黄色で行わなければならない。


(4)
〇…問題文の通り。


(5)
〇…問題文の通り。


➡【リンク】★関係法令(有害業務に係るもの)の学習ルート

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