2019年9月12日木曜日

【労働生理】内分泌(2日目)・・・衛生管理者試験の勉強で押さえておくべきポイント

【労働生理】内分泌(分泌腺・ホルモン)・・・2日目


【労働生理】内分泌(2日目)・・・衛生管理者試験の勉強で押さえておくべきポイント


今回は内分泌の分野に関して説明します。この分野は出題数が少ないので、主要な分泌腺とホルモン名とその効果について押さえておけばOKです。


主要な分泌線とホルモン名


体の中では様々なホルモンが機能しています。


分泌線内分泌液(ホルモン)効果
副腎皮質
アルドステロン体液中の塩類のバランス調整
コルチゾール血糖値上昇、血管収縮
副腎髄質アドレナリン血糖値上昇、血管収縮(血圧上昇)
下垂体
成長ホルモン成長・発育
甲状腺刺激ホルモン甲状腺刺激
副腎皮質刺激ホルモン副腎皮質刺激
生殖腺刺激ホルモン生殖腺刺激
抗利尿ホルモン尿細管における水分再吸収の促進
生殖腺
男性ホルモン
第二次性徴・生殖活動
女性ホルモン
甲状腺チロキシン代謝、成長・発育
副甲状腺パラソルモン尿細管のカルシウム再吸収、リン酸排出の促進
膵臓
インスリン血糖値低下
グルカゴングリコーゲン分解、血糖値上昇


練習問題


(1)インスリンは膵臓から分泌され、ホルモンの働きとして血糖値の量を減少させる。

(2)グルカゴンは膵臓から分泌され、血糖値の量を増加させる。

(3)パラソルモンは副甲状腺から分泌され、体内のカルシウムのバランスを調整する。

(4)コルチゾールは副甲状腺から分泌され、血糖量を減少させる。

答え


(1)
〇…正しい、問題文の通り。

(2)
〇…正しい、問題文の通り。

(3)
〇…正しい、問題文の通り。

(4)
✕…コルチゾールは副甲状腺から分泌され、血糖量を増加させる。


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