2019年11月29日金曜日

【労働衛生(有害業務に係るもの以外のもの)】一次救命処置(6日目)・・・衛生管理者試験の勉強で大切なポイントまとめ

【労働衛生(有害業務に係るもの以外のもの)】一次救命処置(6日目)




今回は、衛生管理者試験の労働衛生の分野「一次救命処置」について勉強していきましょう。この分野は一応救命処置の手順の流れを箇条書きで示していきますが、下のリンクに貼る動画を見て流れを確認したほうがいいと思います。

【日本赤十字社】一次救命処置(BLS) ~心肺蘇生とAED~ (字幕あり)


一次救命処置の手順


1. 周囲の確認をする。


2. 意識の有無を確認する


3. 迅速に対応するために、周囲に救命処置が必要であることを知らせる。


4. 周りに人がいたら、119番通報とAEDを持ってきてくれるように頼む。


5. 傷病者が普段通りの呼吸をしているのかを確認する。(10秒以内)


6. 心肺蘇生


7. 人工呼吸


8. 救急隊の人に引き継ぐまで、6と7を繰り返す。


練習問題


一次救命処置に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1)気道を確保するためには、仰向けに寝かせた傷病者の顔を横から見る位置に座り、片手で傷病者の額を押さえながら、もう一方の手の指先を傷病者のあごの先端に当てて持ち上げる。

(2)反応はないが普段どおりの呼吸をしている傷病者で、嘔吐、吐血などがみられる場合は、回復体位をとらせる。

(3)心肺蘇生は、胸骨圧迫30回に人工呼吸2回を繰り返して行う。

(4)胸骨圧迫は、胸が少なくとも5cm沈む強さで胸骨の下半分を圧迫し、1分間に少なくとも100回のテンポで行う。

(5)AED(自動体外式除細動器)による心電図の自動解析の結果、「ショックは不要です。」などのメッセージが流れた場合には、胸骨圧迫を行ってはならない。

回答


(5)
✕・・AEDを用いた場合、電気ショックを行った後や電気ショックは不要と判断されたときは、音声メッセージに従い、胸骨圧迫を開始し心臓蘇生を続ける。


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