2019年11月22日金曜日

【労働衛生(有害業務に係るもの以外のもの)】脳および心臓疾患(6日目)・・・衛生管理者試験の勉強で大切なポイントまとめ


【労働衛生(有害業務に係るもの以外のもの)】脳および心臓疾患(6日目)
今回は、労働衛生の分野の「脳および心臓疾患」について勉強していきましょう。
まずは脳の疾患からです。

脳疾患の種類


(出血性病変)

脳内出血
・・・脳の血管が破れて出血する症状。頭痛や悪心、吐き気、意識障害を伴う。

くも膜下出血
・・・くも膜下の出血。脳を圧迫し、猛烈な頭痛と嘔吐の発作を伴う。


(虚血性病変)

脳梗塞
・・・血栓により血流が止まる症状。身体の一部の付随やしびれ、視力低下、言語障害、めまい等の症状がある。


高血圧性脳症
・・・急激な血圧上昇により、頭痛、嘔吐、痙攣や意識障害などの症状のグループ。


心臓疾患の種類


(虚血性心疾患)

心筋梗塞
・・・心臓血管の一部が完全に詰まり、心臓の動きが悪くなる症状。激しい胸の痛みや呼吸困難、冷や汗、吐き気などがあり、15分以上続く。

狭心症
・・・心臓血管の一部の血流が一時的に悪くなる。痛み、圧迫感等は、すぐ収まる。


心停止
・・・心臓のポンプの機能が停止する。体内に血液が送れずに、酸素不足になる。

解離性大動脈瘤
・・・大動脈が縦に裂けて起こる。致死率が高い重篤な疾患。

※虚血性心疾患の発見に有用な検査
運動負荷心電図検査

練習問題


脳血管障害に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。


(1)脳血管障害は、脳の血管の病変が原因で生じ、出血性病変、虚血性病変などに分類される。

(2)出血性の脳血管障害は、脳表面のくも膜下腔に出血するくも膜下出血、脳実質内に出血する脳出血などに分類される。

(3)虚血性の脳血管障害である脳梗塞は、脳血管自体の動脈硬化性病変による脳塞栓症と、心臓や動脈壁の血栓などが剥がれて脳血管を閉塞する脳血栓症に分類される。

(4)脳梗塞や脳出血では、頭痛、吐き気、手足のしびれ、麻痺、言語障害、視覚障害などの症状が認められる。

(5)くも膜下出血の症状は、「頭が割れるような」、「ハンマーでたたかれたような」などと表現される急激で激しい頭痛が特徴である。

答え


(3)
✕…虚血性の脳血管障害である脳梗塞は、脳血管自体の動脈硬化性病変による脳血栓症と、心臓や動脈壁の血栓などが剥がれて脳血管を閉塞する脳塞栓症に分類される。「脳血栓症」と「脳塞栓症」の説明が逆である。


練習問題(2)



虚血性心疾患に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

(1)虚血性心疾患は、狭心症と心筋梗塞とに大別される。

(2)虚血性心疾患発症の危険因子には、高血圧、喫煙、脂質異常症などがある。

(3)運動負荷心電図検査は、心筋の異常や不整脈の発見には役立つが、虚血性心疾患の発見には役立たない。

(4)狭心症は、心臓の血管の一部の血流が一時的に悪くなる病気である。

(5)狭心症の痛みの場所は、心筋梗塞とほぼ同じであるが、その発作が続く時間は、通常数分程度で、長くても15分以内であることが多い。


答え


(3)
✕…運動負荷心電図検査は、運動中や仕事中に虚血性心疾患である狭心症・心筋梗塞の症状の疑いが出る場合、心筋の虚血異常の有無を調べる。


➡ホームに戻る

0 件のコメント:

コメントを投稿